今回の記事では漫画雑誌・週刊ヤングマガジンにて連載中の漫画『妹は知っている』(著者:雁木万里)の魅力を簡潔に紹介していきます。
本作の特徴は、
お兄ちゃんのキャラが本当に面白い…!!!
これが本当にすごいです。
ぜひみなさまに読んでいただきたいので、どこで読めるのかも紹介しますのでよろしければ最後までご覧ください。
※本ページはプロモーションが含まれています
1.『妹は知っている』の魅力
本作は妹の三木美貴だけが知っている、一見冴えない主人公・三木貴一郎の持つ魅力を追っていく日常コメディです。
仲のいい兄弟の小さな日常には小さな笑いにあふれています。
そんな一幕が描かれた漫画を雁木万里先生が自身のXに投稿すると2.9万いいねを獲得。
兄・貴一郎の面白さ、優しさ、それを自慢げに誇る妹・美貴のかわいさが癖になる。
そんなお話です。
2.あらすじ
本作のメインキャラクターは2人。
それが兄・三木貴一郎と妹の三木美貴です。
兄・三木貴一朗はサラリーマンとして勤務し、表情の変わらなさや独特なノリから会社では「つまらないやつ」といわれています。
今日も会社の飲み会に参加したのち、誰にも気づかれないくらいさりげなく帰宅すると、妹の美貴がちょうどお風呂から上がったところでした。
勢いよく缶ビールを開ける美貴は、実は人気アイドル。
そんな兄弟はゆるりといくつかのやり取りを交わし、貴一郎がラジオを聞き始めます。
なぜなら貴一郎は伝説のはがき職人「フルーツパフェ」だから。
この事実を知るのは美貴のみ。
どれくらい凄いかというと、読まれたはがきの量を競うコーナーで10回連続で優勝する偉業を達成しているそう。
会社で言われていたことと真逆で、実は貴一郎には絶品のユーモアのセンスがあったのです。
「戦いの場面で成功したとしても劣勢」No.1
真剣白刃取り
あまり表情の変わらない美貴がラジオで採用された貴一郎のネタで「…んふっ」と吹き出し、表情を崩します。
それもとてもかわいいのですが、それを見た貴一郎が美貴にお菓子をあげるところが、とてもとてもかわいいです。
そして今日も美貴は思います。
「私の兄は周りからよく『つまらない人』と評価されがちだ」
「ほとんどの人はまだ知らない だけど私は知っている」
「うちのお兄ちゃんは世界で一番面白い」
ここまでが1話のお話です。
ここでは「面白い」ことに触れられていますが、貴一郎の魅力はそれだけにはとどまりません。
「一見冴えない人でも、誰かはちゃんといいところを見てくれている。」
そんなことを思わせるような気持ちよさもあり、とても楽しい作品です!

3.推しポイント
コメディのため、あらすじでは本作の魅力が語り切れません…!
そのため推しポイントを3つに分けて紹介します。
①大喜利が本当に面白い!!
作中に登場する貴一郎作の大喜利がちゃんと面白く、そしてどこかラジオらしい香りがするネタが心をくすぐります!
以下、個人的に刺さったネタをピックアップしました。
☆競馬場に追加された神システムいったいどんなの?
→「入口にセーブポイントができた」
神過ぎて一周回ってクソゲーに…というのは普通のゲームでもあるあるでは…⁉
☆ネット記事にありそうでない文章を送ってください。
→ショッピングカートが脱走「ガタガタの道を走ってみたかった」
確かにきれいな道しか走ったことないですよね…!
②貴一郎が本当にいい人!!
美貴に対してだけではなく、誰にでも分け隔てなく接する貴一郎。
人のことをよく見ており、静かに手を差し伸べてくれるそんな彼のすごさに周りの人が少しずつ気づいていきます。
例えば結構飲まされているのに顔色を変えない後輩に対して、さらっと「頬に塗れば酔ってるように見えると思います」チークを渡して「無理しない方がいいですよ」と言えるところ、さらにそのチークは美貴がプロデュースしたチークで見つけてすぐに買ったものであるところとさりげない優しさを積み重ねられる貴一郎。
大げさなことではなく、日常のちょっとしたところからにじみ出る人間性だからこそ、刺さる人はいるのではないでしょうか。
③美貴がかわいい!!
兄を自慢に思う美貴がとにかくかわいいです!
普段はアイドルとして活動しているので要旨は整っているのですが、「無表情」&「塩対応」で有名な美貴。
そんな彼女も貴一郎のネタには素直に表情を崩すこともあり、そして最後には心の中で「お兄ちゃんは世界一」と何の疑いもなく思っているギャップがとても魅力的。
お兄ちゃんの会社での立ち位置を知るために、飲み会をしている近くにこっそりついて行っちゃうところもあり、見た目によらない茶目っ気が妹らしくていいキャラクターです!
4.キャラクター紹介
ここでは貴一郎の人間性に少しずつ気づいていくキャラクターたちを紹介します。
SE 広瀬澄音(24)
貴一郎の後輩でSE界のハシカンとして人気のあるヒロイン。
かわいい容姿に明るい性格が魅力的な彼女だが、どこか押しに弱いところが。
強い口調で話してくる彼氏となんとなく付き合っていたが、貴一郎に優しくされることで少しずつ変わっていく。
実はお笑い好きで貴一郎と同じ芸人を好きな一面も。
貴一郎の何気ない突込みにも気づくことができるお笑い感度の高さ、そしてそのセンスにぞくぞくする感性を持っている。
酔っぱらうと少しだけ大胆になるところにギャップがあってドキッとさせる色気を持っているところ、彼女にだけどこかラブコメの波動が少し感じられるところなど本作にはなくてはならない存在となっています。
前述の貴一郎からチークをもらったのはこの子です。
経理部部長 横尾蕾(33)
仕事はバリバリこなすが、強い口調で正論をぶつけていくスタイルから裏で「お局」扱いされる。
実は大のお笑い好きでハガキ職人であるが、採用数はいまだ0。
毎週の放送を自らの投稿が読み上げられることをワクワクしながらリアタイで聴ける純粋さも持つ。
そんな彼女も貴一郎のことを下に見ていたが、同じハガキ職人であることを知ってかつ「横尾部長がネタメール送ってること自体が俺はかなり面白いと思いますけど…」と言われ初めて「面白い」と言われたことから気を許すように。
貴一郎が「フルーツパフェ」であることを知ったらどうなってしまうのか…という不憫さが素敵です。
5.『妹は知っている』を読む方法について
『妹は知っている』は漫画雑誌・週刊ヤングマガジンで連載中です。
そのため最新話は週刊ヤングマガジンをご購入いただくことで読めます。
またヤンマガWeb コミックDAYS マガポケでも追っかけ連載中ですので、お読みいただけます。
単行本でのご購入を検討されている方は無料キャンペーンなどもありますので、ぜひ以下のサイトをご確認ください。
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6.まとめ
本記事では漫画『妹は知っている』の紹介をさせていただきました。
キャラクターたちの幅広い魅力にあふれた本作。
「次に来るマンガ大賞2025」にもノミネートされ、ますます人気が高まっています。
コメディとして面白い本作ですが、ほんのり香るラブコメにも注目していきたい作品です!
ぜひ最新情報をチェックしながら『妹は知っている』の世界に浸ってみてください。
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妹は知っている@雁木万里〈https://x.com/yanuimori〉
ヤングマガジン編集部〈https://x.com/magazine_young〉
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